台湾旅行3日目 台南観光
朝起きたらまさかの腰痛。ホテルで少年倶楽部in台湾を見ながら薬飲んで少し回復。
さあ台南に向けて出発です!
MRTで一駅、隣の高雄駅まで出てそこから台鐡に乗り換えます。
これは事前予約はなく、駅の窓口で指定席付き乗車券を購入します。電車の中はこんな感じ。
至って普通の特急電車です。
見慣れない景色に興味津々で30分ほどだったかな?あっという間に台南到着。
まずタクシーに乗りたかったのでタクシー乗り場へ。ちょうど電車が到着したタイミングなのですごい人だかりでした。
タクシープールは一応列を作って並ぶ造りにはなっているものの誰も並ばない。乗客側に並ぶという意識がないばかりでなく、運転手側も前の人から順に乗せるという意識がない。私達だけがバカ正直に並んでる。乗客がタクシーのボンネットをバンバンと叩き、我こそを乗せろと猛アピール。で、運転手さんも乗せちゃう。
だから列の先頭で待ってたところでここまで来る前にみんな乗られちゃう。このままじゃ一生乗れないのでw、負けじと人だかりの中で手を挙げるんだけど弱い弱い。全然乗れない。
この世で許せないランキング上位に順番抜かしが来る私なので、イラッとしましたが途中から面白くなってきて笑いが止まらなかった。もう諦めて、人が引くのを待ってから無事タクシーゲットしました。
タクシーで向かったのは台南名物のえび飯を食べるため矮仔成蝦仁飯へ。店内もとても綺麗で、ランチタイムの混雑前にギリギリ座れました。
ここまで乗せてくれた運転手さんが見事な無愛想マンだったのですが、ふと横を見るとその店のテイクアウトにしれっと並んでたのちょっとかわいかったです。
美味しかったけど少しご飯がベチャってたかな。これ日本の美味しいお米で作ったらもっといいのに、と元も子もないことを思ったりしましたが、左奥のハマグリスープのハマグリが美味しくて感激!
その後徒歩で三越まで移動。ここで今回の旅のベストタピオカに出会います。
地下のフードコートで飲んだこちらのタピオカ。
その時調べた記憶によると、この黒糖東洲というお店は台南にしかないようです。
このタピオカの黒糖の味の濃さがすごかった。黒飴舐めてるようだった。
カウンターで飲みながら他のお客さんの分作るところ見てたんですが、お玉2杯のたっぷりのタピオカに700ccの黒糖ミルク入れてこれで約200円。
問答無用でこのサイズなのですがとにかく暑いので飲めてしまうんですね。
タピオカミルクティーよりも断然タピオカ黒糖ミルク派になった忘れられない味です。
台南来てから飲食しかしてませんね。
赤崁楼(台南の有名な観光地、説明は省きます)へ行くため、三越からタクシーに乗ります。私がすぐ三越に行きたがるのは客待ちのタクシーが常に2,3台いるためです。
赤崁楼の目の前で停めてもらったにもかかわらず、迷わず真逆方向へ歩き出すという方向音痴をさく裂したおかげで行く予定のなかった台湾最古の月下老人をお参りできました。
こちら恋の神様なんですって。
去年台北の龍山寺でやった2枚貝のような形の木片を投げるおみくじがあったのですが、もう暑さに負けてそれどころでなく退散。
思わぬ遠回りをしていよいよ赤崁楼へ。
しかし、暑いよ。暑すぎるよ。
赤崁楼本体を見る前にもう暑さでヘロヘロで入り口付近の木陰のベンチに座ってひたすら水分補給をしてました。
屋外の観光地なので、クーラーが効いてるのは小さな売店の中のみ。日陰に逃げ込むしか選択肢がないのです。
どれぐらいそこに座っていたのだろう。正直、暑すぎてここらへんの記憶が曖昧です。
この日私はTシャツワンピを着ており、たまたま旅行前に読んだネット記事にオトナ女子(=おばさん)はそれ一枚で着るとパジャマのようになるのでなるべくレギンスを合わせるなどしましょうって書いてあったのでオシャレ偏差値低めの私は素直に従っておりました。
が、もう耐えきれず脱ぐことを決意。パジャマに見えたからってそれがなんだ!こちらは死がちらついているんだ!
お世辞にも綺麗とは言えない和式トイレの片隅でそっとレギンス脱ぎました。
もう入館料も払ってしまっているので、意を決して赤崁楼を見に行きました。
写真がマジでこの1枚しかなかった。一刻も早く涼しい場所へ行きたい私の気持ちがよく表れています。
とにかく涼を求め、力を振り絞ってマンゴーかき氷を食べに行きます。裕成水果店です。
迷わずマンゴーかき氷をオーダーすると、日本語を少し話す店員さんが「今日のマンゴーあまり美味しくないからおすすめしない」と。
なんということでしょう!!!!!
それでも強行突破で食べようかと一瞬迷いますがせっかく正直に教えていただいたので、かき氷の上にいろんな種類のカットフルーツとマンゴーアイスが乗ってるやつにしました。
どんぶりサイズなので食べきれるわけないと思いましたがペロリでした。
フルーツどれも甘くて美味しかったな。さすが南国でした。
すごい、全然おいしそうに見えない。
こちらのお店で気力体力共に取り戻し、すっかり元気になったので正興街をブラブラしに行きます。
正興街は若者に人気の街と聞いていた通り、とてもにぎわっていました。
街にはこのようなネコモチーフの物があちこちに。かわいい。
激安の洋服屋や手作りアクセサリーのお店などを見ながら街ブラ。フリーマーケットなんかもやっていました。
食べ歩きも盛んで、小さな屋台も含めテイクアウトできるお店がたくさんあります。
私たちが食べたのはこちら。
茶色い。上は牡蠣とイカ、下はマグロと何かしらのシーフード。どちらもさつま揚げです。
スイカジュース。体内の熱を取ると書いてあったので迷わず購入。これがめちゃくちゃ美味しかった!暑い夏、日本でもぜひ流行ってほしい。
指をスタンプで隠したら宙に浮いてるみたいになった。
そんな感じでフラフラ歩きながら林百貨へ。日本人の林さんが作った歴史ある百貨店です。早速カフェでお茶。
林!
林!!
林推しがすごいです。
自分の姓が林、もしくは翔太か拓音か蓮音か一敬の担当であれば色々買ってしまったでしょう。
比較的いいお値段の物が販売されているんだけど、その中でも台南行く前にちらっと見ていたマジョリカタイルが最高にときめきました。
俺たちマジョリカタイル、わびさびマジョリカタイルと思わず歌いたくなりますね。
しかしタイルそのものを買ったところで私にはどうにもできないので、マジョリカタイル柄のピンバッチと鏡を購入。
気に入った柄は売り切れだったので次はマジョリカタイルの博物館、台湾花甎博物館へ是非とも行ってみたいです!
(実際林百貨で売られていたものも、こちらの博物館の名前が入っていました。)
さあ夕ご飯。台南旅行で一番楽しみだった度小月担仔麺へ。
林百貨からは徒歩3分ほどです。
担仔麺
牡蠣のてんぷら
海老巻き
どれも美味しくて感激!最高!
担仔麺は小さいサイズを頼んでしまったのですが、大きい方にしたらよかった。これ日本人大好きな味だと思います。
タクシーで台南駅に戻りたかったのですが、林百貨にタクシーがいるはずと予想したのが大外れ。
ここから駅まで歩くと約20分なのですが、なんせ一日中歩き回った後だったのでその20分がしんどい。母にあと20分歩かせるのもきつい。
どうしたものかと思っていたら、近くにバス停があることに気づき、電光掲示を見るとあと5分で駅行きのバスが来るらしい!これはラッキー。無事路線バスに乗って台南駅まで行くことができました。
あとは帰りのチケットを買って電車に乗るのみです。
実はこの時なんとなーく違和感を感じてるんですね。異常なほど駅に人がいるので。
窓口にて、往路同様指定席を取ろうとしたら満席なので自由席になりますと言われる。そしてさらに電車が45分遅れてるとのこと!!45分て!!それでこんなに人があふれてるわけか。
とりあえずホームで待とうとベンチに座っていたら続々とホームに人が。ホームが人でパンパンになってきました。
45分も遅れた台湾の電車の混雑具合が全く想像できなくてこの時は震えましたね。インドの満員電車みたいなのが来たらどうしようって。自分一人ならともかく母もいるので、そしたら急遽台南でホテル探すしかないなってところまで考えました。
結局さらに遅れて電車は到着。混雑は思ったほどではなかったので無事乗車、車内立ちっぱなしは疲れた体にとてもきつかったけどとにかく高雄に戻れてほっとしました。
それにしてもずっと食べてない!?!?